この記事はこのような方にオススメ
- FPに興味がある方
- FP3級の試験を受けようと思っている方
- どれくらいの勉強量で合格できるか知りたい方
FPの勉強はメリットばかりなので、興味がある方はぜひ!
FP【ファイナンシャルプランナー】とは!?
FPについて調べてみると、以下の記述が見つかりました。
FPの資格が受けられる、日本FP協会のHPから引用しました。
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。
ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。
その役割を担っているのが、FPと呼ばれているファイナンシャルプランナーです。
本当に多すぎるからこそ、そのサポートをしてくれているのが、FPというわけです!とてもありがたいです。
FP技能検定について
FPの検定の一つに、FP技能検定というものがあります。僕が先日受けたものもFP技能検定の3級となります。
FP技能検定を提供している団体は2種類(①日本FP協会と②金融財政事情研究会)あるので、両方ともご紹介します。
FP技能検定には1級、2級、3級の3つの等級があり、それぞれに学科試験と実技試験があります。
また、試験は、貯蓄、投資、保険、年金、税金、不動産、相続などについて、長期的かつ総合的な視点でさまざまなアドバイスや資産設計を行い、併せてその実行を援助するための知識が問われます。
(参考)FP技能検定とはー日本FP協会
FPの技能検定なので、FPの知識が問われる問題と考えてもらえればオッケーです!ただ試験は2種類あります。
内容はほとんど同じですが、実技試験では計算問題が多くなります。
学科試験
①日本FP協会、②金融財政事情研究会で、共通の問題になります。問題に関してはこんな感じ!
出題形式:マークシート形式
問題数:60問
制限時間:120分
合格基準:36点以上(60点満点)
1時間で退出することが可能なんですが、3級に関しては1時間でも十分でした。50分で終えたので、時間的にはかなり余裕があります。
実技試験
①日本FP協会と②金融財政事情研究会で出題される内容が異なります。また、出題形式も異なるので、気をつけて受検してください!
①日本FP協会
僕が受けたFP技能検定はこちらになります。問題に関してはこんな感じ!3級と2級で大きく問題の形式が異なるので、分けて説明します。
【3級】
出題形式:マークシート形式
問題数:20問
制限時間:60分
合格基準:60点以上(100点満点,12問以上の正解)
試験科目:資産設計提案業務
②金融財政事情研究会
僕はこちらの試験を受けていませんが、実技試験の種類が多いなのが特徴です。問題に関してはこんな感じ!
【3級】
出題形式:記述形式
問題数:15問
制限時間:60分
合格基準:60点以上(100点満点)
試験科目:個人資産相談業務
保険顧客資産相談業務
では、試験日程と受験手数料についてもまとめておきます!
試験日程
1月、5月、9月の年3回です。学科と実技試験は同日に受験することが可能ですが、実技試験は複数回受けることはできません。実技試験と学科試験、どちら一方のみの受検は可能となります。
受検手数料
3級
学科試験:3000円
実技試験:3000円
両方とも受験する場合、6000円となります。少し高いですよね…
2級
学科試験:4200円
実技試験:4500円
両方とも受検する場合、8700円となります。かなり高いですよね…
9月に受験しようと思っているので、8700円用意しとかなければ…
(追記)FP2級『こんな勉強するな!』受検に落ちてしまう悪い例3選
受検に至った経緯

では、なぜFP3級を受検するに至ったのか。というと、2級を受検するのに必要だったから!FP3級を取得していないと、2級を受けられないんです…そんなシステムあるんかい…
あとは、資産運用に関する知識を高めたかったからでもあります!正直、この理由が大きいです。
(参考)今、注目のFP資格は「何ができて」「何ができない」のかを解説
使用した教材は2冊だけ!!

3級の試験は簡単なので、2冊でも十分すぎるかなという印象でした。ではご紹介していきます。
教科書
2021-22年版が最新となります(2021年5月現在)ので、お気をつけて!僕は費用を安く抑えようと、メルカリで購入しました。
そしたら、2016-2017年版でした…どうりで安いわけです。しかし、
FPの試験は、法律などの影響で情報が毎年更新されます。
そのため、数年前まで正しかった情報が現在は異なることがよくあります。
FP1級の資格をもつ高山一恵さんが監修されたこの本。このテキストの特徴としては、カラフルな図や表がとてもわかり易かったです。
ここは出るという内容がまとめられているので、その内容を覚えていれば合格できそうです。
問題集
こちらも、2021-22年版が最新となります(2021年5月現在)ので、お気をつけて!
この本だけで、FP検定3級の93.7%の問題が解ける!とあるように、網羅性は高かったです。
それなりに量があるので、集中が続かないという方には大変かもしれませんが、量が多くても耐えられる方はおすすめです。
解説がしっかりしているので、1つずつ問題を解いていけば心配いらないなという印象です。
解き方で意識したこと
教科書は少なくとも1周、問題集は2週したいと考えていたので、頑張りました。後述していますが、2日しかまとまった時間で勉強していないので、かなりハードでした。
- 教科書で1章分詰め込む
- 習った範囲分、問題集進める
- 1周終わらせる
- 問題集2周目
- 問題集で間違えたところをもう一回
なかなかハードではあるので、問題集を2周するのではなく、1周終えて2周目は間違えた問題だけでも大丈夫だと思います。僕も時間がなかったので、そうしました。
勉強したのは2日!?

2日はさすがに盛っているかもしれませんが、1週間も勉強していないと思います。
ダラダラ勉強したり、していない日を繰り返していたら試験2日前になってしまいました。そのため、2日で合格するしかなかったです…なんてだらしない…
これは本当です。なんとか終わらせることはできたのですが、試験当日は眠たすぎてあんまり覚えていません。
感覚的には、2時間×10日くらいで合格できるほどの内容だったと思います。1日2時間も勉強できていれば2週間もいらないかなと。
まとめ
今回は5月23日に僕が受検したFP3級についてまとめてみました。
まとめるとこんな感じ!
- FPとは
- FP技能検定とは
- FP技能検定オススメ教材
- FPの勉強の仕方
僕は全体の80%の勉強を2日で終わらせました。
そして、当日はすごくツライ(眠たい)1日を過ごしました。絶対におすすめしません。2週間は必要だと思います。マジで大変なので。
これからFPを受けようと思っている方の参考になれば幸いです。